平成24年(2019年)9月30日 慰霊の言霊
平成24年(2019年)9月30日 慰霊の言霊
神から人へ、人から神へ。
人の流せし涙も汗も、全ては後(のち)の栄えのための、尊き種なり、縁(よすが)なり。
無駄なるものは一切なく、全てが次の命へ続かむ。
そこにて咲ける草花は、犠牲となりし人(ひと)皆(みな)の、この世に残せし家族らへの、愛を形となせしもの。
残りし家族の 目を和ませ、心安らげ、慰むるため。
体は亡び、消えようとも、愛は残りて、さらに強まり。
一人ひとりの思いは集まり、己を偲(しの)ぶ家族を案じ、この世に愛を届けむと 形のあるに 託せしを。
なれば生ける者たちは、そこに宿れる想いを汲みて、胸(むね)奥深(おくふか)き悲しみを、死せる御魂と共に癒せよ。
この世とあの世に境はなし。
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